コンクリート打設時に型枠ごとズレてしまい
傾いてしまった部分を正規の位置に戻す補修を行いました。
微妙に左に傾いていますね。。。
↓ 正規のラインは赤線です。
両サイド共にカッター入れ&ハツリ取り
まずは正規の位置を出すために型枠目地を基準に桟木で枠を組んでいきます。
(桟木の右側が仕上げ面になります)
粗面部をブロワーで入念にホコリやゴミを取り除き、
①アルプロンW-305を全体に塗布します。
②W-305が少しべたつくぐらいになったら
ポリマーセメント系断面修復材を塗り付けていきます。
(材料がダレない硬さに練り上げます)
③仕上げ面より少し高く盛り付けて別の桟木で
両サイドの枠に当てながら滑らせ、平坦化にする。
(空気が入り込まないように注意)
④硬化後、「平面研磨砥石#36」で表面全体を均します。
面木部分もラインを出しカットしていきます。
⑤研磨後、ブロワーでホコリを取り除きます。
ここまでの段階で大体の平面化は出来たので
ここからは細かな段差などを直していきます。
⑥「ロイヤルW21]希釈液(3~5倍)をプライマーとして散布
⑦「リペレジ #45」を柔らかく練って全面コテしごき塗り
(凹み部分にだけ材料が残るイメージで)
⑧「平面研磨砥石#80」で余分な材料やバリ、コテむらを取り除く
⑨「Cリペライニング」を全面に薄くしごき塗り
ここまで来るともう完全な平面が出ています。
ここから色を付けていきます。
⑩「Cリペカラー #3 ダークグレー」全面吹付 3~4回塗り
⑪「トーンカラー 黒・黄」4種類程の濃淡分けした色を作り、模様付け
#600ペーパーの裏面、紙の部分でよくこすり
ツヤ感を復元します。
以上で完了です。
↓ 全体写真
強度や耐久性はもちろんのこと
完全な平面が出ているので、ツヤ感もバッチリです!