こんにちは。
今回は打ち放し擁壁の改修工事を行ってきました。
他社様にて一度補修を行った現場です。
予算?工期?の都合かどうかわかりませんが、OKが出なかったらしく、弊社に依頼があり手直しを行いました。
↓ 施工前の状況
ある程度補修済のため、そこまで悪くないんですが。
あえて気になる点を挙げるとすれば、、
① 天端のラインが揃ってない
② 余分なセパ穴の削除 & セパ穴作成 (白シールを貼った部分)
③ ノロが付いたままのエラス
④ 気泡多め
⑤ 全体的に模様がアンバランス
といったところでしょうか。
↓ 施工中の様子
余分なセパ穴や気泡をリペレジで埋め、
高さを合わせたのちCリぺライニングで平面に仕上げます。
天端ラインは墨打ち⇒ダイヤモンドカッターで余分な部分をカット
本来あるべき位置にセパ穴を作ったら下地は完了です。
あとは20年耐応シリカ系塗料を、
※通常、建築の全体塗装にCリペカラーは使用しません(例外を除く)
シーラー ⇒ 中塗り材 ⇒ ベース色 ⇒ 模様付け
⇒ トップコート の順番にローラー塗装します。
↓ 完了写真
施主様にも大変喜んでいただけ、OKが出たので完了です。
余談となりますが・・・
施工業者様からの補修依頼の場合、実感として最低限の補修を依頼されることがたまにあります。
もちろん予算外の支出になるのでそれは理解できます。
ですが、、
最低限の補修を行った場合にどうしても細かいところまでは手が回らず、全体のバランスが取れないケースも出てきます。
我々が赤字を出すわけにもいけませんし(汗
当初依頼された補修業者さまが手抜きしたとかではなく、限られた日数・予算内で目いっぱい頑張られたんだろうなと感じる現場でした。。。
今回使用した材料は当店でご購入出来ます
------------------------------------------------------------------------
コンクリートの補修屋さんでは、打ち放しコンクリートの部分補修に使える道具や材料などを販売しております。
その他、誰にでもできる簡単なコンクリート補修方法なども公開中!
動画でもコンクリートに関する様々な補修方法など、現場で役立つ情報を発信中!