プレキャスト(二次製品)の美装仕上げ
こんにちわー!タムラです!
今回は、プレキャストの仕上げをしてきました。
一般的な仕上げ材などで気泡を埋めたり、表面処理をした跡が
悪目立ちするので見た目を綺麗にしてくださいとの依頼。
まずは仕上げ材の削り残しを平面研磨砥石#80を使って平坦になるよう均していきます。
(面積が広く同じ物が6枚あったのでグラインダーで時短です♪)
こんな感じで削ります。 従来だとガタガタになっちゃいます
躯体にキズが付かず、余分な材料だけ除去するのにチョー便利っス!!(`・ω・´)b
平坦化 完了 → 掃除 → 気泡処理(リペレジ) →
さらに余分な材料 削り取り → Cリペライニング →
吹付け → 模様付け の手順で進めます。
吹付けはCリペカラー#2(グレー)をベース色に選び、
トーンカラー(ブラックとイエロー)で色の微調整。
ここで注意!
今回は全面吹きですが、忘れちゃいけない養生です!
上部にある鉄筋部分やレイタンス部分に吹付けが付かないように!
さらにポイント!
広く吹付ける場合、吹付けた跡が筋のようになりやすいので少し離れて均等に吹付けましょう。
(例:横方向だけでなく縦方向でも吹付ける)
吹付けて違和感がなければ自然な模様を付けて完了です。
・施工後
今回、吹付けに関して従業員の方からの質問があったのでご紹介
Q、「吹付けは下地が完全に消えるまで吹いた方がいいですか?」
A、状況に応じてではありますが下地が完全に消えなくても模様を付けて違和感が無くなるようで
あれば多少下地が透けて見えたほうが自然に仕上がります。
今回がまさにその状態で仕上げました。