擁壁の打継跡を消しました 2024/06/16

コンクリート擁壁の打継跡を処理しました。


原因は不明ですが・・・


一旦出来上がった擁壁を嵩上げしました。


その時に発生した段差を消し、見栄えを改善する作業です。




「下地作業」


まず擁壁の段差を全て研磨していきます。


最初にダイヤモンドカップで荒削り ⇨ 次に平面研磨砥石#36で調整研磨


指で撫でて段差がほぼ分からない程度まで削ります。


擁壁が長いので、中腰での作業はかなり大変ですがとにかく削っていきます。





全ての段差が消えたら、ブロワや掃除機でホコリを掃除します。


次に、ロイヤルW21を水で5倍希釈したプライマーを研磨跡に塗布します。


プライマー乾燥後


細かなキズや気泡、打継目にリペレジを広く塗って硬化させます。





硬化したら平面研磨砥石#80でリペレジを研磨します。


この作業を行うことで余分な材料を除去し、完全な平面が出せます。


その上にCリペライニングを広く塗ることで


補修材(リペレジ)とコンクリート面の質感を統一され


この後の塗装仕上がりがさらに良くなります。








「塗装工事」


今回は全面FC工法にて塗装しました。


20年以上耐久性のある塗膜です(※工事対応のみで材料販売はしていません)



「施工前後」
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