コンクリート擁壁の打継跡を処理しました。
原因は不明ですが・・・
一旦出来上がった擁壁を嵩上げしました。
その時に発生した段差を消し、見栄えを改善する作業です。
「下地作業」
まず擁壁の段差を全て研磨していきます。
最初にダイヤモンドカップで荒削り ⇨ 次に平面研磨砥石#36で調整研磨。
指で撫でて段差がほぼ分からない程度まで削ります。
擁壁が長いので、中腰での作業はかなり大変ですがとにかく削っていきます。
全ての段差が消えたら、ブロワや掃除機でホコリを掃除します。
次に、ロイヤルW21を水で5倍希釈したプライマーを研磨跡に塗布します。
プライマー乾燥後
細かなキズや気泡、打継目にリペレジを広く塗って硬化させます。
硬化したら平面研磨砥石#80でリペレジを研磨します。
この作業を行うことで余分な材料を除去し、完全な平面が出せます。
その上にCリペライニングを広く塗ることで
補修材(リペレジ)とコンクリート面の質感を統一され
この後の塗装仕上がりがさらに良くなります。
「塗装工事」
今回は全面FC工法にて塗装しました。
20年以上耐久性のある塗膜です(※工事対応のみで材料販売はしていません)
「施工前後」
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